ゲームは脳力・能力をアップさせる至高のエンターテインメント ――― ゲームをすると馬鹿になるなんて言わせない

ゲームには世間が思いもよらない様々なメリットがあります。 おもしろい・たのしい、それだけじゃない。 ゲームが学びや脳力・能力アップの「ためになる」ことを知ってほしい。 さあ、ここからは「ゲームの時間」です。

カテゴリ:3DSソフト プレイ日記 > <3DS>Ever Oasis ~精霊とタネビトの蜃気楼~

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過去記事を少しでも簡単に探せるようにするためのまとめ記事です。
カテゴリー別に振り分けています。

※本ブログ内で書いたプレイ日記カテゴリ「<3DS>Ever Oasis ~精霊とタネビトの蜃気楼~」のリンクのみとなります。
※すべて時系列です。



-ゲーム評価・感想(1)





-ボス戦(11)

























-ダンジョン(24)



















































-ナカマ(24)



















































-ハナミセ、特別なおねがい(12)



























-システム関連(19)









































-その他プレイ日記(8)




















松山勝弘(まつやままさひろ)
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3DSソフト「Ever Oasis ~精霊とタネビトの蜃気楼~」をエンディングまでクリアしてみての評価と感想です。
評価はより客観的に、感想はより主観的に。


まずは評価から。

ジャンルはアクションアドベンチャーRPG。
メインのストーリーがあり、戦闘はアクションで、ダンジョンでは仕掛けの謎解きも、というゲームです。

カオスと呼ばれる邪悪な何かはオアシスを蝕み、カオスが魂に入り込んだ生き物はカオスモンスターと化して暴れ回る、そんな砂漠の世界。
小さなオアシスの長となった主人公は、オアシスを守り育て、砂漠のみんなを幸せにしようと励む。
映画版クレヨンしんちゃんとアンパンマンを足して2で割ったような、そんな優しくもカッコイイ物語で、小さな子どもにこそやってほしいけど大人でもすごく楽しめます。


オアシスにやってきたり、ダンジョン内で見つけた旅人が喜ぶことをしてあげると、オアシスのナカマになってくれる。
ナカマはオアシスにハナミセを開いてオアシスを盛り上げてくれたり、栽培園での栽培を任せられたり、パーティーに加えて一緒に冒険に出ることも可能です。
可愛いキャラで、数も多いのにそれぞれにきちんと特徴がありました。

オアシスには「虹の加護」というものがあり、外出時の最大HPを一時的に上げてくれる効果がある。
ナカマが増えるほど虹の加護の最大値が上がるため、冒険がより楽になります。

他にも、ナカマが増えるほどに新たな要素が解禁されたり、移動ショートカットの新機能が追加されたり。
ナカマは積極的に集めたくなる、集めるほどに楽しくなっていく仕様でした。


ナカマのハナミセには、商品の材料を納品することができます。
売り上げが出ると商品の在庫がなくなり、納品すると在庫が増える。
なので主人公の手持ち金を増やすためにも継続的に納品を続ける必要がありました。
納品する材料はシナリオを進めるほどにより楽により多くの数を入手することができるようになっており、また納品にかかる時間の手間も省けるようになります。

売り上げが出たり納品するとハナミセのランクゲージというゲージが増えて行き、すべて溜まると特別なおねがい(クエスト)が発生。
クリアするとハナミセがランクアップし、商品のラインナップが増えます。
特別なおねがいではそれぞれのキャラの特徴を掘り下げるようなエピソードも見られるため、お金回収と合わせて一石二鳥です。

ついでに、納品してあげるとハナミセの店主(ナカマ)が喜びます。
先ほどの「虹の加護」もオアシスのナカマの喜び度合いによっても一時的に上がるHP量が変わるので、ナカマのためになることをするほどに有利なことが起きる形です。


(↑画像クリックでAmazonのレビューも確認できます)

戦闘の難易度は、序盤は楽勝すぎ、進めていくと並になり、中盤を越えた辺りからはかなり歯応えが出てきます。
オアシス内の、ナカマやハナミセなどのシステムに慣れてきた頃から難しくなってきたイメージです。
ゲームシステムに慣れるまでは容易にしようと狙ってやっていたのであれば称賛すべきですね。
アクション操作自体は簡単なので誰でもプレイできますし、終盤の敵は強いですけど、攻撃一辺倒にならず丁寧にプレイすれば問題なく勝てます。

主人公は装備変更すれば多種の武器を扱うことができ、ナカマはそれぞれ1種の武器のみ。
敵は属性を持っており武器によって有利不利がある。
また、武器の射程や攻撃モーション、軌道などでも戦いやすさが変わる。
パーティーは3人までで、誰と一緒に冒険するかを考えるのは楽しいです…が、後述するダンジョンの謎解きの仕様のためにこの楽しさは半減します。


ダンジョンには様々な仕掛けがあり、謎解き要素もたくさん。
こちらも終盤に近付くほどに歯応えが出て来て面白い。
ただ、小さな子どもにもプレイしてほしいシナリオなのに、そのくらいの年齢では1人で解くのは無理だろうという難易度のものもありました。

それと、特定の武器を所持していたり、特技を覚えていないと解けない仕掛けも多く存在します。
ナカマごとに違った特技を所持(同じ特技を持っているナカマもいる)しており、ダンジョンの仕掛けによっては連れて行くナカマが固定されてしまうことも。
先ほど誰と一緒に冒険するかを考えるのが楽しいと書きますが、この点において残念でした。
仕掛けを解かないとダンジョン攻略が進まない、つまりは出て来る敵に合わせてとか、好きなキャラを優先してというのが難しい。

仕掛けに応じていろんなキャラを連れて行かないといけないのは、逆に主人公とナカマみんなで力を合わせて頑張っているという見方もできますが…(虹の加護しかり)。
もう少し…例えば、1人で複数の謎解き用特技を持っているなら、好きなキャラで冒険するというのも可能だったはずです。


その他で気になったのは2点ほど。
一つは移動の速度です。
世界観やキャラの見た目には合っていますが、フィールドの広さに対してはやや遅い程度でした。

もう一つはカメラワーク。
操作キャラの走って行く方向を自動で向くようになっています。
自操作でできるのは、Lボタンで現在向いている正面を一瞬で向くようにする視点変更のみ。
Lボタンは敵のロックオン機能も兼用ですが、敵が近くにいると、戦うつもりがなくともロックオンになってしまうこともある。
別の方向を向いて走って行きたいのにカメラは敵を自動追尾で捉え続けてしまいます。
敵が動き回るタイプだと進みたい方向へ進めないこともしばしば。
頻繁に面倒な事態になるわけではありませんが、少なくもないです。



ここからは感想。
10点満点で点数を付けるなら7。
(人を選ぶと感じたゲームのうち自分には合わなかったゲームは1、普通に面白くないゲームには0を付けます。面白くない方向にも5段階くらいあるので、実質-5~10点の間で付けた点数だとお考えください。)

好きなキャラが、謎解き用の特技を持っておらず、ダンジョン攻略には連れて行けなかったんです…。
その他の用事で外出するときにちょこちょこと使っていましたが、レベルがあまり上がらないからボス戦には使えず…。
と、愚痴から入りましたが、そういったこと込みでの7点です。

謎解きの内容自体は面白かったし、シナリオも良かった。
ナカマを集めるとオアシスが少しずつ大きくなっていくのも、すごく嬉しい気持ちになりました。

ただ、大人がプレイした場合の感想点なので、小さな子どもがやる場合は難易度の面で2~3点落としそうです。
親もゲーム好きなら親子で楽しくプレイできそうですが。

大人ならきっと多くの人が楽しめる作品だと思います。
優しい世界観が嫌いな方でなければ、ぜひ一度プレイしてみてください。


松山勝弘(まつやままさひろ)
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