フロー状態とは。
リラックスしつつ覚醒した状態のことです。
詳しく説明する前に少し。
フロー状態は、「ZONE」や「ピークパフォーマンス」とも呼びます。
と言えば少し思い浮かぶ方もいらっしゃると思いますが。
漫画かアニメで「黒子のバスケ」をご覧になったことのある方。
キセキの世代や火神ら選手たちの「ゾーン」状態。
あれです。
ゲームだと、パズルゲームやレーシング、シューティングゲームあたりがよりわかりやすいかと思いますが。
ぼくの場合、今でも強く記憶しているのは「テトリス」です。
10年以上前にポケットテトリスで。
パズルピースの落ちて来る速度が最速になってから2時間弱続きました(30分以上続いたこと自体がそれ一回だけです)。
後ろから不意に母親に話しかけられたため終わってしまいましたが。
プレイ中は永遠と続けられる気がしていました。
と、ゲームプレイ中に「いつまでも続けられる気がした」状態になったことはありませんか。
それはフロー状態に入っていたからだと思われます。
フロー状態は自然に発生するもののみならず。
自ら意図して起こすことも可能です。
先ほどの「黒子のバスケ」でもそういった描写がありましたね。
読んでいて、作者はフロー状態のことを熟知しているのだろうなと感じたくらいによくできていました。
その人なりのトリガーがあったり。
恒例の儀式を行うことでリラックスできることもあります。
コントロールしてフロー状態に入れるようになるとすごく便利ですよね。
ただフロー状態は、本来は楽しくて時間を忘れてしまうような状態で。
本当に好きな活動をしているとほど良い緊張とリラックスの作用により起きます。
「覚醒」という言葉通り、フロー状態になると潜在能力を大幅に引き出すことが可能ですが。
そう、「本当に好きな活動」である必要がある点。
このブログを読んでくださっている方はほとんどがゲーム好きな方だと思いますが。
みなさんはゲーム以外で、自分があたかも無敵状態になったかのような感覚に陥ったことはありますか。
…ということなんですよね;;
それじゃあ勉強などに使えないではないか。
はい。多くの場合、それが真実です。
ただそれが全てではありません。
まず「勉強自体が本当に好きな活動」である場合。
いろんな知識に触れること、吸収できることに楽しみを覚える方もいますよね。
勉強が嫌いな人でも、自分の趣味や好きなことに関しての情報・知識であれば興味を持つと思います。
本気で興味を持ったことなら、それに関して本気で調べ回ったり集中して本を読んだりすることもあるでしょう。
そういった場合なら、フロー状態に入ることもあります。
これを応用して、今学んでいることと自分が好きなこととの関連性を考える、という手法があります。
今学んでいることと好きなことに繋がりがあるなら面白がって学ぶことができますよね。
自分の趣味や好きなことに関してなら興味を持つし、フロー状態に入ることもあるわけですから。
「お、これって○○で言うとあれのことか!」と。
ただすべてが繋がっているわけではありませんし。
いちいち繋がりを考えるのが面倒、という方も多いですよね。
そこで、ぼくの推す方法は「本当に好きな活動をしてフロー状態を作ってしまえ」です。
…え?笑
これだけだと何を言っているのかわかりませんよね。
詳しく説明します。
まず便宜上、このブログを読んでくださっている方はゲーム好きと決めつけますね。
なら「本当に好きな活動」=「ゲームをすること」ということになります。
と言うことでゲームをしましょう。
好きなようにゲームをしてリラックスします。
このままだと、ただ単にゲームをしているだけになりますが。
ゲームをしながら勉強したらどうなるか、ということです。
ゲームで起こしたフロー状態を、同時に行っている勉強にも影響させること。
これは可能ですが、問題点もあります。
一つは、フロー状態自体が簡単に起こせるものではないこと。
最初に例で挙げたようなフロー状態はかなり強いもので。
さすがにこれだけのフロー状態はそうそう狙って起こせるものではありません。
逆に言えば、より弱いもので良いならある程度は狙って起こせます。
ここを突く。
フロー状態にもランクがあって、ゲームか勉強のどちらか一本に集中しているときに起こしたフロー状態と比較すると同時行動でのそれの方がはるかに弱いです。
テトリスのように目の前にのみ集中できるゲームと違い。
マリオカートなどのレーシングやスマブラなど複数人での対戦ゲームは自分の操作だけじゃなく周囲の動きや反応など広範囲を見ないといけませんよね。
その広範囲のすべてに100%の反応を返せるか、ということです。
できることもあるでしょうが、より疲れるし持続時間も短いことが容易に想像できるかと。
とまあ、ここまで来ればフロー状態なのかただの集中状態なのかというギリギリの境目かもしれませんが;;
「ゲームと勉強を同時に行う」ことはこのブログで何度も取り上げてきており。
今回はフロー状態という側面でもある程度は効果的ですよという話をしました。
ものすごく使える術とは言いませんが、ないよりはマシです。
また、勉強に限らず特に一本集中型のフロー状態は意図的に起こせると相当に便利なので。
みなさんも自分なりのトリガーを探してみてください。
松山勝弘(まつやままさひろ)
リラックスしつつ覚醒した状態のことです。
詳しく説明する前に少し。
フロー状態は、「ZONE」や「ピークパフォーマンス」とも呼びます。
と言えば少し思い浮かぶ方もいらっしゃると思いますが。
漫画かアニメで「黒子のバスケ」をご覧になったことのある方。
キセキの世代や火神ら選手たちの「ゾーン」状態。
あれです。
ゲームだと、パズルゲームやレーシング、シューティングゲームあたりがよりわかりやすいかと思いますが。
ぼくの場合、今でも強く記憶しているのは「テトリス」です。
10年以上前にポケットテトリスで。
パズルピースの落ちて来る速度が最速になってから2時間弱続きました(30分以上続いたこと自体がそれ一回だけです)。
後ろから不意に母親に話しかけられたため終わってしまいましたが。
プレイ中は永遠と続けられる気がしていました。
と、ゲームプレイ中に「いつまでも続けられる気がした」状態になったことはありませんか。
それはフロー状態に入っていたからだと思われます。
フロー状態は自然に発生するもののみならず。
自ら意図して起こすことも可能です。
先ほどの「黒子のバスケ」でもそういった描写がありましたね。
読んでいて、作者はフロー状態のことを熟知しているのだろうなと感じたくらいによくできていました。
その人なりのトリガーがあったり。
恒例の儀式を行うことでリラックスできることもあります。
コントロールしてフロー状態に入れるようになるとすごく便利ですよね。
ただフロー状態は、本来は楽しくて時間を忘れてしまうような状態で。
本当に好きな活動をしているとほど良い緊張とリラックスの作用により起きます。
「覚醒」という言葉通り、フロー状態になると潜在能力を大幅に引き出すことが可能ですが。
そう、「本当に好きな活動」である必要がある点。
このブログを読んでくださっている方はほとんどがゲーム好きな方だと思いますが。
みなさんはゲーム以外で、自分があたかも無敵状態になったかのような感覚に陥ったことはありますか。
…ということなんですよね;;
それじゃあ勉強などに使えないではないか。
はい。多くの場合、それが真実です。
ただそれが全てではありません。
まず「勉強自体が本当に好きな活動」である場合。
いろんな知識に触れること、吸収できることに楽しみを覚える方もいますよね。
勉強が嫌いな人でも、自分の趣味や好きなことに関しての情報・知識であれば興味を持つと思います。
本気で興味を持ったことなら、それに関して本気で調べ回ったり集中して本を読んだりすることもあるでしょう。
そういった場合なら、フロー状態に入ることもあります。
これを応用して、今学んでいることと自分が好きなこととの関連性を考える、という手法があります。
今学んでいることと好きなことに繋がりがあるなら面白がって学ぶことができますよね。
自分の趣味や好きなことに関してなら興味を持つし、フロー状態に入ることもあるわけですから。
「お、これって○○で言うとあれのことか!」と。
ただすべてが繋がっているわけではありませんし。
いちいち繋がりを考えるのが面倒、という方も多いですよね。
そこで、ぼくの推す方法は「本当に好きな活動をしてフロー状態を作ってしまえ」です。
…え?笑
これだけだと何を言っているのかわかりませんよね。
詳しく説明します。
まず便宜上、このブログを読んでくださっている方はゲーム好きと決めつけますね。
なら「本当に好きな活動」=「ゲームをすること」ということになります。
と言うことでゲームをしましょう。
好きなようにゲームをしてリラックスします。
このままだと、ただ単にゲームをしているだけになりますが。
ゲームをしながら勉強したらどうなるか、ということです。
ゲームで起こしたフロー状態を、同時に行っている勉強にも影響させること。
これは可能ですが、問題点もあります。
一つは、フロー状態自体が簡単に起こせるものではないこと。
最初に例で挙げたようなフロー状態はかなり強いもので。
さすがにこれだけのフロー状態はそうそう狙って起こせるものではありません。
逆に言えば、より弱いもので良いならある程度は狙って起こせます。
ここを突く。
フロー状態にもランクがあって、ゲームか勉強のどちらか一本に集中しているときに起こしたフロー状態と比較すると同時行動でのそれの方がはるかに弱いです。
テトリスのように目の前にのみ集中できるゲームと違い。
マリオカートなどのレーシングやスマブラなど複数人での対戦ゲームは自分の操作だけじゃなく周囲の動きや反応など広範囲を見ないといけませんよね。
その広範囲のすべてに100%の反応を返せるか、ということです。
できることもあるでしょうが、より疲れるし持続時間も短いことが容易に想像できるかと。
とまあ、ここまで来ればフロー状態なのかただの集中状態なのかというギリギリの境目かもしれませんが;;
「ゲームと勉強を同時に行う」ことはこのブログで何度も取り上げてきており。
今回はフロー状態という側面でもある程度は効果的ですよという話をしました。
ものすごく使える術とは言いませんが、ないよりはマシです。
また、勉強に限らず特に一本集中型のフロー状態は意図的に起こせると相当に便利なので。
みなさんも自分なりのトリガーを探してみてください。
松山勝弘(まつやままさひろ)