ゲームは脳力・能力をアップさせる至高のエンターテインメント ――― ゲームをすると馬鹿になるなんて言わせない

ゲームには世間が思いもよらない様々なメリットがあります。 おもしろい・たのしい、それだけじゃない。 ゲームが学びや脳力・能力アップの「ためになる」ことを知ってほしい。 さあ、ここからは「ゲームの時間」です。

2018年02月

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ゲームをプレイしていて「物語の続きが気になって仕方がない!!」と思ったこと、ありますよね!(断定 笑)
特に一章、二章と物語が章ごとに区切られているRPGなどで起きやすいです(第一話、第一幕など呼称の違いはあれど同様)。
最近だとNintendo Switchソフトのゼノブレイド2などが当てはまりますね。


話が盛り上がろうとした時に中断されると、もっとその話を聞きたいという欲求が強く記憶に刻まれる。
これを「ゼイガルニク効果」と言います。

学校からの帰り道、友人との話が盛り上がっているところでちょうど別れる道に到着。
そのままさよならした場合、通常以上に話の続きが気になってしまう。

ゲームでも同じで、話が盛り上がってきたところで中断されると、続きがすごく気になります。
章ごとに区切られるゲームは、現在の章の終了間際で盛り上げてから次の章へと移行することが多く、この一区切りで十分にゼイガルニク効果を発揮するということです。

ちなみに、別に章ごとに区切られていなくともゼイガルニク効果が出ることもあります。
アドベンチャーパートが盛り上がってきたところでダンジョン攻略や謎解きを挟み、クリアしたら次のアドベンチャーパートへと移行する、などがそうです。
ただ多くの場合は章ごとに区切られているゲームの方が、章の終わりごとに盛り上げてから区切って…と、盛り上げ&区切りを繰り返しやすい。
そして実際にそうであれば話の続きがすごく気になりいやすいんです。


章ごとに区切られているゲームをプレイするとき、もうすぐ今の章が終わりそうならキリが良いところまでと章の最後までプレイする人はご注意ください。
ゼイガルニク効果によって続きがすごく気になってしまう可能性があり、そのまま就寝時間を遅らせてプレイし続けてしまうという事態に繋がりかねません。
章終了後にすぐプレイを止めたとしても、続きが気になるせいで勉強や仕事に差し支えることも考えられます。
(…まあプレイ中以外でもそのゲームのことを考えるのは楽しいという意見には賛同しますが笑)





松山勝弘(まつやままさひろ)
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ゲームが趣味でたくさんのゲームをプレイしている方で、ネット購入でも実店舗でも、割引キャンペーンと縁のない方はいないでしょう。
発売何周年とかでシリーズタイトルが全割引のセールになったり、クーポン・割引券が配られたり。
近々プレイするつもりでいたゲームが突然割引対象になってくれたりするとものすごく得した気分になりますよね。

ここで気を付けなくてはいけないのは、安いからと何でもかんでも買ってしまうことでしょう。

元々購入予定だったものが安くなったら嬉しいし当然購入する。
他にも、安くなったことで本来なら目も向けなかったタイトルと出会うきっかけとなるなどは、メーカーにとってもプレイヤーにとっても良いことだと思います。
が、興味を持ったわけでもないのに安いからと買ってしまうのは、それがいくら少額でも明らかな無駄遣いです。
(もちろん、どうにかプレイする時間を作れ、プレイしてみると良い意味で裏切られものすごく面白かったなどと結果的に無駄遣いではなくなる場合もありますが。)


こういった、欲しくもないものを買ってしまう形の無駄遣いが起こり得る理由。
れは人が、何かを得たときの嬉しさと比較して、失ったときの痛みの方をより強く感じるためです。

クーポンやセールには大抵期限が定められています。
クーポンを配られたときの「ラッキー」という気持ちより、期限切れになったときの「もったいない」という気持ちの方が強くなる。
「もったいないから期限内に使ってしまいたい」と強く考えるわけですね。
これらの気持ちがプラスマイナス0なら、元通りの状態に戻るだけなので、無理してまでクーポンを使おうなどとは思わないはずです。


ここで、無駄遣いは、セールよりクーポンで多く起こり得ます

セールと違いクーポンの場合、配られた側が一度「自身が所有した」と無意識に捉える。
これにより心理学で言う「保有効果」(自身が所有するものにより高い価値を感じること)がより強く働き、失ったときの痛みが増すためです。
セールであれば大抵の人はそれほど得たとも失ったとも考えません。
実際には「安く購入する機会」を得て失っているわけなので多少は影響しますが。


例えばマイニンテンドーポイントやスクエニメンバーズポイントなども同じです。
マイニンテンドーポイントの方で話すと、まずNintendo Switchソフトなどを購入するとゴールドポイントが付与されます。
このポイントの有効期限切れがもうすぐそこまで近付いていて、もったいないからどうにか使ってしまいたいと考えていませんか(ぼく自身がそう笑)。
ポイントで交換できるものが少ないことに憤る人もいますが、失うときの痛みの強さから生じるものです。
まあその人が、こういうポイントはソフトを購入したときのおまけとして付いてくるものだと考えているか、ソフトの値段はポイント込みの値段だと考えているかなどによっても多少は変わりますが。



何らかの割引キャンペーンが催されたとき、特にクーポンが配られた場合は、元々欲しかった商品かどうかはじっくり考えてみた方が良いでしょう。
全商品が対象の何%引きクーポンなどはそれほど困る事態にはならないでしょうが、対象商品が限られているときには注意が必要です。





松山勝弘(まつやままさひろ)
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