ゲームは脳力・能力をアップさせる至高のエンターテインメント ――― ゲームをすると馬鹿になるなんて言わせない

ゲームには世間が思いもよらない様々なメリットがあります。 おもしろい・たのしい、それだけじゃない。 ゲームが学びや脳力・能力アップの「ためになる」ことを知ってほしい。 さあ、ここからは「ゲームの時間」です。

カテゴリ:PS Vitaソフト プレイ日記 > <PSV>よるのないくに2 ~新月の花嫁~

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過去記事を少しでも簡単に探せるようにするためのまとめ記事です。
カテゴリー別に振り分けています。

※本ブログ内で書いたプレイ日記カテゴリ「<PSV>よるのないくに2 ~新月の花嫁~」のリンクのみとなります。
※すべて時系列です。


-ゲーム評価・感想(1)




-ボス戦(10)























-ダンジョン(18)







































-従魔の加入(16)



































-リリィの加入(5)













-リリィからのクエスト(20)











































-システム関連(7)

















-その他プレイ日記(1)





よるのないくに2 ~新月の花嫁~ - PS4
コーエーテクモゲームス
2017-08-31

よるのないくに2 ~新月の花嫁~ - PS Vita
コーエーテクモゲームス
2017-08-31

松山勝弘(まつやままさひろ)
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PS Vitaソフト「よるのないくに2 ~新月の花嫁~」の全エンドクリア、やり込みまで終えての評価と感想です。
評価はより客観的に、感想はより主観的に。

前作「よるのないくに」もプレイ済み、同程度のやり込みまでやっています。


まずは評価から。
ジャンルはアクションRPGです。


ゲーム進行に関して、(ゲーム内)日数制限と、時間制限があります。

寝室で休むとゲーム内で1日進行し、そのたびに月齢が進む(月が少し欠ける)。
新月になるとゲームオーバーです。
ダンジョンに出られるのは1日に1回までで、各章のボスを倒せば欠けた月がいくらか回復する(最高で満月まで回復、満月から新月になるまでおそらく14~15日)。
要するに、探索回数何回までで各章をクリアしてねというものですね。
時間制限の方は、一度のダンジョン探索にかけられる時間は10分までという単純なもの。
主人公のレベルアップやアビリティ習得で最大20分まで増やせました。

この仕様だけを見れば特に問題はありません。
本来なら、不満は、月を目視しても残り日数がわからないのと、自ら寝室のベッドを調べて休まないといけない(ダンジョンから帰還したら自動で翌日にしてくれれば良いのに)ということくらい。
スリルが出るのは世界観とも合っていますし、そもそも急かされるのが嫌な人もいますが、パズルのように探索効率を考えるのも楽しめる要素の一つになっていたはずです。
が、他の要素との噛み合わせが抜群に悪いため、ダメな要素となってしまっています。

噛み合わせに関してはこれからそれぞれの要素について書くときにところどころで挙げるので、今は日数や時間の制限システムがあるということだけ覚えておいてください。


シナリオに関してですが、いろいろとお粗末でした。

エンドが2種類あり、どちらもオチの内容は普通。
エンドAは物語の進行途中でオチが読めます。
Bは、それが伏線だとはっきりとわかるものを進行途中に出してオチで回収する形。
どちらも単体なら、面白くはないがつまらなくもない程度で可もなければ不可もありませんが、問題なのは設定です。
Aのオチだと、エンドBに関する伏線に説明がつかない。
Bのオチだとラスボスのキャラ像の描写が過剰でさらに行動理念もおかしい。
他にも物語進行途中の様々なことが、どちらのオチに転んでも、矛盾してきたり納得できないんです。

それもそのはず、AのオチとBのオチとで世界設定がまったく異なっていますから。
各エンドのオチに関わることをエンド分岐前に出していたら、こうなるのも当然でしょう。
いえ、他のゲームでも矛盾が0で内容もすごく面白い完璧なシナリオなんて存在しないので多少ならいちいち掘り下げないですが、本作は無視できる水準を大きく越えていました。

シナリオと日数制限に関しては一言だけ。
片方のエンドでは月齢の設定はしっくりきますが、もう片方のエンドでは何故あるのかまったくわかりません。


続いて仲間キャラに関して。
「リリィ」と「従魔」がありますが、先に「リリィ」について取り上げます。

リリィは、主人公のパートナーとなる女性キャラたちです。
戦闘には複数のリリィのうち1人だけ連れて行くことができます。
各リリィに「親密度」があり、外に連れたり、リリィから出されるクエストをクリアすることで親密度アップ。
親密度が一定値になるごとに特別な依頼が発注され、それをクリアすると親密度のランクが上がる。
ランクを上げるとそのリリィとの関係が深まっていくイベントが見られるほか、リリィがアビリティ習得して強くなります。

親密度イベントの内容に関しては普通ですが、主人公も女性で、いわゆる百合の絡みもある。
女性同士の友情や恋愛感情といった百合要素が好きな方はまあ楽しめるでしょう。
ただ、既に予想がついている方もいらっしゃると思いますが、日数制限との相性がすこぶる悪い。
1周目のプレイでラスボスを倒す前に全リリィの親密度ランクを最大にすることは不可能です。

前作ではリリィと呼ばれるキャラは1人のみで、戦闘にも参加しません。
つまり今作でリリィを増やしたのは今作の特徴であり売りであり、間違いなく重要な要素と言えるでしょう。
どのリリィを戦闘で使うかということだけでなく、全リリィの親密度イベントも最後まで見てほしいと考えていたはずです。
なのに日数制限のために周回しないとそれができないというのはおかしい。
日数制限自体をなくすか、全リリィの親密度ランクを最大にしても多少余裕が残るくらいの日数にしておくべきです。



(↑画像クリックでAmazonのレビューも確認できます)
(※Vita版のレビューが少ないためPS4版も下に繋げて張っておきました)

仲間キャラのうち、次は「従魔」について。
主人公とリリィの他にパーティに加えられる戦闘要員です。
計16体おり、シナリオ進行で仲間になるのは2体のみ。
その他はダンジョンの各地で見つけたりクエストクリアなどで仲間になります。
従魔は2体までパーティに入れられるので、パーティの最大数は計4名です。

総数は少ない印象でしたが、個々に特徴がありキャラも立っているため、連れて行きたい従魔は半数以上に上りました。
むしろ痒かったのはパーティに加えられる数が2体までという点ですね。
単に「もっと連れて行きたいのに」ということだけなら、探索のたびに違う従魔を連れて行ったりと、全然楽しめる部分です。
問題なのは、ダンジョンにある、特定の従魔がいないと除去などができない障害物。

障害物を除去しても、ショートカットになるとか宝箱があるだけとか、それくらいなら別に良いんです。
が、障害物を除去した先に仲間にできる従魔がいることもあります。
やはりすべての従魔を仲間にしたい方も多いでしょうから、障害物要因はほぼ常にパーティに加えることになる。
従魔の要る障害物は計4種あり、それぞれに対応できる従魔も計4体。
パーティに加えられるのは2体まで。
障害物要因をすべて仲間にした後も、各ダンジョンで最低2回、従魔編成はこれらの従魔のみとなってしまいます。

こちらも日数制限との相性が悪いですよね。
日数制限がなければ、すべての障害物をどうにかした後に好きな従魔でゆっくりと探索に出たりもできる。
せめて、同じ障害物に対応できる従魔が複数種類ずついたなら良かった。
それなら好きな従魔ばかりを連れて行ける可能性は高まっていたので。


戦闘は、1点の大問題を除けば、他は普通です。
大問題について先に書いておくと、終盤のボスの処理落ちがひどくて何度もフリーズバグが起きました。
100%の人が絶対に通る道ですし、しかもかなり終盤。
こんなタイミングで進行の続行自体が危ぶまれるようなエラーは残さないでほしい。
フリーズしなくても誰の目にも明らかなほど酷い処理落ちは起こりますし。

その他は、まず難易度はそこそこ。
ボスっぽいボスがほとんどいないのは気になりました(見た目の問題なので思いっきり主観です)が、ボス戦の歯応えはしっかりとあります。
時間制限のスリルも楽しめるでしょう。
操作性やボタンの割り当てなども特に問題なし。
素早くあちこちに動き回る敵が多いところでは敵をロックオンするとカメラワークが見づらいというのと、走っている方向にカメラが自動で向く仕様は要らなかったかなというくらいです。


ここからは感想。
10点満点で点数を付けるなら0。
(人を選ぶと感じたゲームのうち自分には合わなかったゲームは1、普通に面白くないゲームには0を付けます。面白くない方向にも5段階くらいあるので、実質-5~10点の間で付けた点数だとお考えください。)

先に言っておくと、次回作があるなら次も買うと思います。
そういったこのシリーズ特有の魅力はあるんです。
ただ、前作にもあった魅力で今作に少しでも残っていたのは世界観だけ。
他に楽しめたとしても百合くらいでした。
個人的にはひいきしたいシリーズではありますが、今作単体で見るとこの点数以外に付けようがありません。

前作との比較で言うと、良いところも悪いところも緩和されている。
両端の角が取れて丸くなっています。

前作の良いところは例えば、従魔は4体を1グループとして4グループまでデッキ編成できたこと。
戦闘中に主人公がモードチェンジできるのですが、デッキの組み合わせ次第でどのモードに変わるのかも決まる。
使用するグループを戦闘中に変更できるため、いろんなモードに変身できたり様々な状況に対応できるようにデッキを考えるのが楽しかった。
今作では戦闘に参加できるリリィそれぞれとの連携技や必殺技がモードチェンジの代わりみたいになっています。
これはこれで別に悪くはないんですけど、やはり普通ですよね。

戦闘中に主人公の武器を自由に変更できるという点もなくなりました。
今作ではパーティに入れて連れている特定の従魔の技を使うと、その従魔が武器に変身するという形です。
武器種は増えましたが、従魔は2体までしか連れて行けないし障害物はあるしで、マイナス。
やっぱり従魔をもっと連れて行きたかった。
これにつきます。

シナリオは、前作も良かったとは言い難いですが、謎を謎のままで残している分だけプレイヤーに想像の余地がありました。
不親切ではありましたが、逆に怪しく暗い世界観を引き立たせています。
今作では細かい謎の説明を中途半端にしてしまっており、ついでに前作との繋がりは説明不足。
シナリオ全体にも前述した通りの致命的な矛盾などがある。


とまあ、個人的に吐き出しておきたかったのはこんなところです。
もし今後も続くシリーズとなるなら、次回作の出来次第でその先の購入は控えます。
今作のプレイはお勧めできません。
前作は一度はやってみてほしいですが…。

あ、前作をプレイしていなくとも今作のシナリオの理解は一応はどうにかなります。
前作を知っていないとよりつまらなくなるというくらいです。


よるのないくに - PS Vita
コーエーテクモゲームス
2015-10-01

松山勝弘(まつやままさひろ)
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