ゲームは脳力・能力をアップさせる至高のエンターテインメント ――― ゲームをすると馬鹿になるなんて言わせない

ゲームには世間が思いもよらない様々なメリットがあります。 おもしろい・たのしい、それだけじゃない。 ゲームが学びや脳力・能力アップの「ためになる」ことを知ってほしい。 さあ、ここからは「ゲームの時間」です。

カテゴリ:PS Vitaソフト プレイ日記 > <PSV>デモンゲイズ2

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過去記事を少しでも簡単に探せるようにまとめ記事を作りました。

カテゴリー別に振り分けています。


※本ブログ内で書いたプレイ日記カテゴリ「<PSV>デモンゲイズ2」のリンクのみとなります。
※すべて時系列です。



-ゲーム評価・感想(1)





-ボス戦、強敵戦(21) ※最初のペガサス戦を除き、難易度はすべて「けしずみ」です













































-ダンジョン探索(22)















































-システム関連人気記事(14)































-その他システム関連(9)





















-その他プレイ日記(4)











デモンゲイズ2
角川ゲームス
2016-09-29

松山勝弘(まつやままさひろ)
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PS Vitaソフト「デモンゲイズ2」を、エンディング後の話までクリアしてみての評価と感想です。
評価はより客観的に、感想はより主観的に。

前作は未プレイです。


まずは評価から。
ジャンルはダンジョンRPGで、ダンジョン内での視点は一人称。

シナリオはいたって普通です。
前作をプレイしていなくても問題なく理解できますが。
前作と繋がっているんだろうなと思われる部分がいくつも出てきます。
そのほとんどは細かい点ですが、重要な部分に関与しているものもいくつか。
の割に、気になる人は前作をプレイしてねと言わんばかりに詳しくは説明してくれません。
と言うか実際に前作をプレイしてみてと描写されているセリフもありましたし。

まあ、前作をプレイしていなくとも一応は問題なく理解できるのでそれはともかくとして。
先に書いた通り、内容がいたって普通でした。
シナリオの展開自体は問題がなかったので演出が悪かったのか。
ずっと平坦なまま進み、ラストにも大きく盛り上がることもなく終わってしまいます。
その割には会話シーンが多く。
会話で主人公が受け答えをする時の選択肢が何度も出てきます。
その多くは、わざわざ選択肢を用意する必要性がないものばかり。
なので、会話シーン自体が必要以上に多いのにサクサク読み進められなくなってしまっています。
一回のイベントにまとめてくれりゃあ良いものを、複数回のイベントに分けてプレイヤーの手での場所移動を強いられたり。
と、細かく気になる点もちらほら。

一点だけ、無視できないほど特に気になったのが。
本作では主人公以外にパーティに加えられる戦闘メンバーは「デモン」という存在で。
主人公はひょんなことから、そのデモンを操れる「デモンゲイザー」なるものになるのですが。
デモンゲイザーになった経緯はともかく。
普通ならそんな境遇になったら…という部分が軽く扱われすぎています。
途中はその設定自体を忘れられているというか無視されていたり。
その他の部分は盛り上がりどころがないにせよ問題はありませんが。
この点だけは正直なところ気に入りません。


ダンジョンのマップは一つ一つが広くはなく。
難しい仕掛けもないのでテンポよく進められます。
ダンジョンRPG初心者でも気軽に手を出しやすい作りでした。
序盤は簡単すぎるかなと思うほどでしたが。
物語を進めて行くに連れ徐々にですが、決して簡単とは言えない程度にはマップ難易度も上がっていきました。
ただそれでも、慣れている方にとっては。
仕掛けを解いたり迷路攻略という点では物足りなさを感じるかもしれません。

戦闘システムは他のダンジョンRPGと比較してもそん色はなく十分に良い。
一点だけ、主人公とデモンは合体することができるのですが。
合体時に流れるアニメーションが、いかにも売れなさそうなロボットアニメのそれのようで稚拙です。
これさえなければ…と何度思ったことか;;

戦闘の難しさは、選択した難易度次第で大きく変わります。
ぼくは終始最高難易度でプレイしましたが。
これなら戦闘面においては、RPG全般に慣れている方にとっても十分すぎる歯応えがあるでしょう。
最初はランダムエンカウントの雑魚戦相手にも何度もゲームオーバーになったくらいですし;;
終盤に差し掛かっても雑魚に倒される危険性が拭えなかったほか。
ボスはしっかりと戦略を練らないと倒せないものばかりでした。
マップと戦闘どちらもですが、特に戦闘面のバランスは優れていると感じました。
もちろん、戦闘が苦手な方でも難易度を下げれば気軽にプレイ進行させられます。


(↑画像クリックでAmazonのレビューも確認できます)

主人公がデモンとの好感度を上げるとデートイベントが発生します。
このデートイベント自体は問題もなく、あっても構わないのですが。

好感度を上げる術は2つあり。
そのうち片方は時間がかかりすぎるので、これのみで好感度を上げるのは現実的ではなく。
基本は「メンテナンス」というものを行うことになります。
まずは練習で複数回、デモンの身体のあちこちをタッチして得点の高いポイントを探し出す。
最後に本番の一回で、練習で得た情報を元に高得点ポイントをタッチする。
というものなのですが。
これだけでもそこそこ時間がかかるので、メンテナンスの方も普通に面倒です。
それと、デモンに性別があるかどうかはわかりませんが。
パッと見でわかるほど男性っぽい見た目と女性っぽい見た目が分かれています。
特に男性っぽい見た目のデモンの身体のあちこちをタッチするゲームって誰得なのでしょうか…。
なら女性っぽい見た目のデモン相手なら嬉しい要素なのかと言うとそうでもなく。
デモンには普段の姿と真の姿というものがあって、メンテナンス中は真の姿になっています。
この真の姿は、男女ともにかっこいいデモンも可愛いデモンもほとんどいません。
はっきり言うと気持ち悪い見た目のものもいます。
普通の姿ならかっこいい、可愛いデモンも台無しな見た目に。
本当に誰得なのでしょうか…。

好感度は、上げることでそのキャラや主人公のステータスが上がったり。
好感度レベルに応じたスキルを覚えたりします。
これが馬鹿にできないどころか、最高難易度では習得必須なスキルも多く。
なので好感度上げは必須になります。
好感度を上げるミニゲームの存在や上げにくさは良いのですが。
その内容はもう少し別のものを考えてほしかったですね。


ここからは感想。
10点満点で点数を付けるなら3。
(人を選ぶと感じたゲームのうち自分には合わなかったゲームは1、普通に面白くないゲームには0を付けます。面白くない方向にも5段階くらいあるので、実質-5~10点の間で付けた点数だとお考えください。)

やはり全体的に普通です。
良さを探してもほとんど挙げられない。
シナリオでは「歌」も重要な要素でしたが。
少なくともぼく個人は、この歌にもハマりませんでした。

2にしようかとも思いましたが。
戦闘がかなり良かったので1つ上げました。

あ、それとボリュームに関しても好評価ですね。
どの難易度でプレイされているかはわかりませんが20数時間でクリアしてらっしゃる方もいるようですが。
最高難易度で進めた分だと、50時間越えはありました。
それに本日(2016.10.14)時点ではまだですが、2016年秋に配信予定の追加無料DLC。
ここでシナリオとダンジョンの追加があるようで。
現時点で知りえる情報などを踏まえると、これを含めるとなかなかのボリュームになるでしょう。


今までやったことがなかったダンジョンRPGというジャンルに触ってみようかなと考えている方や。
ダンジョンRPGで歯応えのある戦闘を楽しみたい方などにはこの一作をお勧めできます。

デモンゲイズ2
角川ゲームス
2016-09-29

松山勝弘(まつやままさひろ)
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