ゲームは脳力・能力をアップさせる至高のエンターテインメント ――― ゲームをすると馬鹿になるなんて言わせない

ゲームには世間が思いもよらない様々なメリットがあります。 おもしろい・たのしい、それだけじゃない。 ゲームが学びや脳力・能力アップの「ためになる」ことを知ってほしい。 さあ、ここからは「ゲームの時間」です。

カテゴリ: ゲームをすることで得られる脳力・能力

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このブログではこれまで、ゲームをすることで様々な脳力・能力が身に付くというお話をしてきました。

それ自体は揺るぎのない事実です。
が、それはあくまで「~~できるようになった」というだけ。
できるようになろうが、何もやらなければ何の意味もありません。

せっかく羽が生えたのに、飛ぼうとしなければただの飾り。
いや、むしろ飛び方自体をわからないから、「使わない」ではなく「使えない」という状況もあり得ますが。


もちろん、意識していなくとも自動で発動してくれる場面も多々。
わかりやすい例だと「理解力」など、
わざわざ意識しなくとも、自然と理解が完了するまでの脳内処理速度は上がっています。

でも、せっかく身に付けた力は使わないともったいないですよね。
もし身に付けようと思って身に付けたのならなおさらです。
それに、意識的に使わないと本当に力が身に付いているのかの確認や証明もできませんし。


断っておきますが、脳・能力など関係なく、ただ好きで趣味でゲームをやっているというのであれば、
身に付いた力を使おうとしなくとも、ゲームをしていること自体に無駄なことはありません。
せっかくついでに力も付いているのにもったいないなあ、とは思いますが;;

ただ、付けようとして付けた力を使わないのは、
その力を付けるのに使った時間が丸ごとそのまま無駄な時間だとしか言いようがありません。


どんなゲームでもあらゆる脳力・能力が身に付くわけではなく、
ゲームの種類やシステム、内容などによって、付きやすい力やまったく付かない力などもあります。
それ故、ゲームで力を付けようと考えているなら、付けたい力によっては苦手なものや好みでないジャンルのものをプレイする必要も出てくるでしょう。
そうまでして身に付けた力です。
使わないなんてあり得ない!

運動能力が高い人は全員スポーツをやれ、と言っているのではありませんよ。
わざわざ努力してそのスポーツをまともにやれるようになったのに、以降そのスポーツをしないのはハテナという意味です。


「~~できるようになった」からと言って「~~する」ことがなければ、その力は無価値。
もしこのブログで紹介しているように、ゲームをプレイすることで何らかの脳力・能力を身に付けたいという方は、
「何のために」「何がしたいから」その力を付けたいのかを明確にしておきましょう。
でないと、その力を有効に使えないどころか、
所要した時間が丸々無駄にといった事態まで起こり得ますので。





松山勝弘(まつやままさひろ)
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人間の脳の中で、「感情系」という部分は「思考系」と繋がりが強い。
感情が不安定なとき落ち着いて思考ができないのはそういう理由です。
感情に揺さぶられ衝動的な行動を起こしてしまうと下手すれば犯罪になってしまうこともありえますし。
そこまでいかなくとも、社会で生きるていくのに不便なことも多い。
感情コントロールはできるに越したことはありませんよね。

と言うことで今日は、ゲームで感情コントロールを身に付ける術について書いていきます。


その前に「感情コントロール」というもの自体に関して少し。
感情コントロールと言われると、思い浮かびやすいのは「怒りを我慢するシーン」だと思いますが。
感情をコントロールするというのは何も怒りのコントロールだけではありません。

例えば、友人の身内に不慮の事故があった場合などを想像してみてください。
事故に遭われた方との面識はないので特に哀しくは感じないかもしれません。
が、目の前に友人がいてその話をしながら哀しんでいる時。
真顔で「へえ」「ふーん」と返すわけにはいかないので、あなたは哀しげなフリをするのですが。
フリではなく、ここで本当に哀しい感情を出すことができるのも感情コントロールです。
本当の意味で、大切な人と喜びも哀しみも分かち合うことができるようになるわけですね。

もちろん感情を出すだけでなく。
例えば商談の場で足元を見られないように、契約が決まった時に喜びすぎないようにするとか。
先の例で書いた怒りに関してもそうですね。
出すのではなく抑えることも感情コントロールです。
出すも消すも強めるも弱めるも自由自在なのが「コントロール」ですから。


では実際に感情コントロールを身に付けるにはどうすれば良いのかですが。
これから挙げるのはゲームじゃなくてもできることばかりです。
ただ本サイトはゲームがメインテーマのブログなので、ゲームに関して書いていきます。
(ゲームでも感情コントロールを身に付けることができますよ、といった主旨なので。)


まずは、自分で自分をほめることを覚えましょう。
自分をポジティブにする方法ですね。
「こんな難しいステージをクリアできるなんて俺スゲー!」「入手難度の低いアイテムが手に入るまでよく粘った!」など。
ゲームは好きだけど上手くない、という人は「上手くはない自分にしてはよく頑張った」というもので十分です。
自分の気持ちをポジティブにするというコントロールのトレーニングができますし。
トレーニングとしてだけではなく、実際にポジティブコントロールしたいときに使うこともできます。

でもこれだと、ほめることがない時には使えませんよね。
そういうときは過去の記憶を利用して感情をコントロールします。
先ほどの、過去にあった自分をほめたい内容に関して想起するだけでok。
これらをノートにでも書いてまとめていたら想起も簡単ですが、面倒ならそこまでやらなくても大丈夫です。
何もなしでも想起するくらいならできると思いますし。
ゲームなら、各ゲーム内に勲章やトロフィーが設定されていたり。
モンスターやアイテムの図鑑を見ればコンプ率などを見られたりもするので、それらがノートの代わりになります。
プレステ機系のPSトロフィーなども有効でしょう。
これらを見ながら「そうそう、これは難しかったのによく頑張ったよなすごいな自分」と。
過去の記憶を探ることで、いつでもポジティブ方向にコントロールすることが可能です。
繰り返し行うことでトレーニングにも繋がります。
もちろん、必要であらばネガティブ方向に持って行くこともできますね。


次は、物や動植物に「話しかける」。
興奮していた脳をクールダウンし、気持ちを穏やかにさせる効果があります。
ゲーム内の登場キャラに話しかけても良いですし。
ゲーム機本体やソフト、パッケージなどでも問題ありません。
ただ、人に見られたり聞かれると恥ずかしい思いをするかもしれないので;;笑
トレーニングとしてのみご使用ください。


「期限を区切って我慢する」という方法もあります。
ゲーム内なら、クエストは期限前日まで手を出さないとか。
レーシングゲームで5秒遅れでスタートするとか。
現実の期限なら、ゲームは一日三時間までや。
今日と明日はゲームしない、などが挙げられます。
数字の制約を付けるのがミソで。
この制約が感情を揺さぶりやすくしています。
(ぼくの場合はゲームをしないのは一日だって耐えられるかどうか…笑)


と、ここまでは感情を「引き出す」方向と「抑える」方向のトレーニングを書きましたが。
実際に感情コントロールを使用するときの補助効果が期待できるものに関しても2つだけ。


1つ目は「いつもならやらないことに挑戦する」こと。
ゲームなら、普段やらないジャンルのものをプレイするとか。
メインシナリオをクリアするまでしかやらない人なら、やり込み要素をやってみたり。
メインシナリオクリアまでに寄り道しまくる人なら、寄り道をすべて後回しにしてメインシナリオだけを追いかけるとかです。
主人公を男女どちらかなど複数から選べる場合や。
髪形や服装を変更できるものなどで、普段選ばない方を選んでみるのもそうですね。

挑戦は、性効果失敗かを問わず感情が大きく揺さぶられ。
脳の「感情系」全般に負荷を与え強化することができます。
感情系全般を強化することは「表情が豊かになる」などの効果が期待できるので。
つまりは自身の感情を相手に伝えやすいというメリットがあります。
感情をコントロールするだけでなく、例えば「自分もあなたと同じ感情ですよ」と表現できるということ。


2つ目。
これだけは残念ながらゲームではできなさそうなので恐縮ですが;;
感情コントロール自体ではなく補助効果なのでタイトルに偽りなし!ということでお許しください…;;笑
「周りの人に関して、その日の印象を考える」ことです。
表情や雰囲気から違和感を察知するというのは感情系の働きで。
時間をかけずに一瞬で判断することで察知力がアップします。

これが鍛えられるとどうなのか。
例えば…先ほどの例で、自分はあなたと同じ感情だと表現できるということを挙げていますが。
そもそも相手の感情が読めないと意味がありませんよね。
ということです。


以上、ゲームで感情コントロールを身に付ける術についてお話ししました。
もちろん感情コントロールを身に付ける術自体はここに書かれたものだけではありません。
万人に万能な術など存在し得ないので。
たとえゲーム好きでも、人によっては別の方法がより有効的であることも考えられます。

が、少なくとも「手軽さ」という面ではゲームというツールは他の何よりも優れているものであると考えているので。
感情コントロールを身に付けてみようかとお考えの方は、ぜひ一度試してみてください。





松山勝弘(まつやままさひろ)
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