ゲームは脳力・能力をアップさせる至高のエンターテインメント ――― ゲームをすると馬鹿になるなんて言わせない

ゲームには世間が思いもよらない様々なメリットがあります。 おもしろい・たのしい、それだけじゃない。 ゲームが学びや脳力・能力アップの「ためになる」ことを知ってほしい。 さあ、ここからは「ゲームの時間」です。

2015年07月

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スポーツをやりたい。
より素人に近い人たちが集まった社会人サークルとかで良いから。

身体を動かす系ならアスレチックとかも良い。
小学校の遠足で行った以来だけど。

料理にも少し興味がある。
今は生活に困らない最低限しかできない。

漫画も読みふけりたい。
飲み会もやりたい。
カラオケとかボウリングとか友達とも遊びたい。
いろんなイベントに参加したり。
たまには植物園とか山の空気を吸ってゆったりしたり。

でも今ぼくはゲームをしている。



もっと夢や野望(将来の展望)といったところでもやりたいことがたくさんある。

でもほとんどの時間をゲームをして過ごしている。



みなさんもそうじゃないですか?
やりたいことはあるけどやっていない。
やってみたいことがあるのにやろうとしない。
代わりに今やっているのがゲームであろうがなかろうが。



なぜだと思いますか?

「意志が弱いから」とか、
「お金や時間がないから」とか、

そういうことだと思いますか?


違います。
それは、「今の生活で充足しているから」です。



「意志が弱い」と言いますが、もっと正確になぜやらないのか。
「めんどくさい」からでしょう。

「お金や時間がない」のは本当ですか?
「手も足も出せない」というほどにお金もや間を大量に消費するものがどれだけありますか。


要はそれをやるより現状を続けている方が「満足」なんですよ。
一つ一つと比較すると。
だからやらない。

じゃあ何でやりたくなるのか。
一つ一つと比べるんじゃなくて生活丸ごと取っ替えた場合をイメージしてるからです。
ゲームばかりしてる生活と、いろんなところに旅行に行ったり普段スポーツも楽しんでて料理も何でも作れる上に交友関係も広く…な生活。
後者の方が客観的に見て華やかでしょ。
華やかな生活が羨ましいんです。
それだけ。



本当にやりたければもう既にやってるでしょう。
「仕事が」なんて言わずに仕事をやめてでも。

「食えなくなる」ってただの言い訳です。
生きるための最低限なんてホームレスになってもできる。
実際にはそうなることすらほとんどないのに。


今の生活に満足してるんですよ。
でも華やかさが足りないのもわかっている。
そして周りからはできるだけ良い目で見られたい。
羨ましがられたい。
羨ましがられてる人が羨ましい。
それが「やりたいけどやらないこと」です。



ぼくのようにゲームばっかりしている人。
今の生活に本当に満足していませんか?
じゃあ残業ばっかりで家に帰っても持ち帰りの仕事で寝る間も惜しんで仕事仕事な生活の人。
今ゲームばっかりしてる人が、会社の事情とかでいきなりそんな仕事人間になったらどう考えます?
ゲームばっかりできる生活って羨ましいってなりませんか?

逆にやりたいことをやっている生活を思い浮かべてみましょう。
旅行にも行ってイベントにも参加して身体も動かして。
ぼくがそんな生活になったらこう思います。
「もっとゲームがやりたい」と。


今みなさんが送っている生活。
みなさんはそれで満足しているからその生活のままなんです。
ゲームばっかりしている人も本当はそれで満足なんですよ。

華やかな生活を送ってゲームなんかしない人は華やかな生活で充足しているんです。
仕事ばっかりでゲームをする時間がない人は仕事人間な生活で充足しているんです。
ゲームばっかりしていてこのままじゃ将来不安だなあと考えている人は死ぬまでゲームをし続けても充足しているんです。



そう。
既にあなたは自分の望む生活を送っているんです。
むしろ意志は強い。
「やりたいけどやらないこと」は「他人から羨ましがられてるのが羨ましいこと」です。
ただのそれだけ。
もしこの「やりたいけど今までやってなかったこと」をやったとします。
充足した生活からはみ出してるのですから、ストレスが溜まるだけです。
それこそ意志が弱い。



何度も言いますが、あなたは既に自分のやりたい生活を送っています。
もしそれに不満があるとしたら、それは「周りの目を気にしている」だけのことです。


知り合いにこんな人がいます。
彼はゲーム好きというほどではありませんが普通にゲームを楽しんでやります。
子どもの頃はよく一緒にゲームをしたことも。
残業の多い企業に就職したのち「ゲームなんて子どもの遊び」とぼくを見下しながら仕事人間になった。
彼はその企業をやめ定時に帰宅できる企業に転職した途端ゲームにはまっていました。


普通にゲームをする生活で充足していたのに。
「ゲームは子どもの遊び」だという周りの目を気にして自分もその意見を持っている気になった。
そして仕事人間になった。
が、本来充足するはずの生活とは逸脱している。
ストレスが溜まっていきノックダウン。
結局元のゲームをする生活に戻る。
「ゲームをする」だけにとどまらず「ゲームにはまる」に至ったのは明らかに反動ですね。
逸脱期間がそこそこ長かったので。



もし彼のようにストレスが溜まる生活を送っている人。
それは本来の充足した生活を送っていないことになります。
この場合はあなたの意志が弱い結果招いた状況です。
すぐに元に戻ってください。
本当の意味でやりたいことができていません。
やりたいことをやっているつもりになっているだけです。
逸脱はストレスが溜まるだけです。



このストレスがある一定以上溜まった状態で「やりたいことをやっていない」と悩んだとき。
その「やりたいのにやっていないこと」は本当のやりたいことです。
逸脱していない充足ゾーンです。
それは何としてでもやる努力をしてください。

今の生活がストレスでないのに「やりたいことがあるのにやっていないな」と悩んでいる人。
何度も言いますが、この場合の「やりたいのにやっていないこと」はやりたいことではありません。
考えるだけ時間の無駄。
今が充足している証拠です。



あなたがそれを「やりたいのにやらない」理由はどちらですか?





松山勝弘(まつやままさひろ)

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ヒューリスティックの罠」とは。

脳が物事を簡単に結論付けようとすることによって起こる実際との乖離のことを言います。



よくあるのが「経験則」です。
ゲームだと、

捕まえたいモンスターが確率3%で出てくることがわかっている。
経験則から大体10分もエンカウントすれば出てくるかなと考えます。
ですが実際の確率では10分では出ない確率の方が高いんです。
一回の戦闘が30秒で済んだとしても10分かけて出てくる確率は約46%(計算式ははぶきます)。

つまりこの人は、今までの経験では少しだけ運が良かったのか、または実際には平均15分くらい使っていたのを感覚的に10分くらいだと思い込んでいたのかもしれません。



世の中には流行があります。
少し前ですが、株主優待やNISAの話で「株式投資」に目を向けた一般の方がたくさんいました。
もちろんこういった流行はビジネスに使われます。
「誰でもできる株式投資」みたいなタイトルの本がたくさん出て。
ニュースでも株で儲けた人をもてはやすようになります。

株で儲けられるという話を突如たくさん見かけるようになったあなた。
「自分でも何だか儲けられそう」という気になります。
ひどい場合は「株って簡単そう」と考える人もいるかもしれません。

これも「ヒューリスティックの罠」なんです。


実際に儲けている人は1%くらいだというのが通説です。
毎年確実に利益を出し続けている人のことを言っているのか。
それとも(調子に乗り過ぎて今は文無しになっていたとしても)一度でも1000万円や1億円と稼いだことがある人のことを言っているのか。
そのあたりは不明ですので気になった方は調べてください。
さすがに一回こっきりギャンブル的にやって1円でも利益が出た、という程度の人は含んでいないでしょうが。

どちらにしても1%だけです。
そこに自分が入れると何故思ったのでしょうか。
自身のお金がかかっているのですから、株を始める人は少々なりとも勉強もしてから始めるでしょう。
一冊や二冊読んだくらいで何故できる気になってしまったのか。

それは「ブーム」だったからです。
ニュースなどで「株」や「儲かる」といった単語を見過ぎてしまったからです。



脳は普段からそれだけサボっているんですよ。
それに騙されてはいけないということです。

もちろん。
脳自体は普段から処理しきれないくらい大量の情報を取り続けています。
なので、すべての情報をいちいち事細かに処理していられません。
これくらいのサボりの常習犯になっているのは必然です。

ただしお金や生活など、せめて自分の人生に大きく関わっていることくらいはこの罠にはまらないよう注意した方が良いでしょう。





松山勝弘(まつやままさひろ)
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