※クリア後の評価・感想記事を書きました。ここで書いた内容とは食い違っている部分もあるため、クリア後の方をご参照ください。記事はこちら


PS4版「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」を約10時間ほどプレイした時点での簡易レビューです。
プレイしながら気付いた点や気になった点などを箇条書きしており、それをほぼそのまま載せています(読みやすいようにまとめたりなどはしていません!!)。
進行度で言うと、最初のダンジョンをクリアし、2つ目のダンジョンに入って間もないところ。
序盤も序盤ですしこの記事の内容は参考程度にお考えください。


【良かったところ】
・ペルソナ5でも登場した街などはほとんど見た目そのままで、移動可能範囲は狭まっているといった調整のみ(一つの街マップはペルソナ5未プレイでも無駄に道に迷ったりしない程度の広さ)
・ペルソナ5の探索時のアクション(カバー、不意打ちなど)や戦闘中の特殊コマンド(バトンタッチ、スキルやペルソナチェンジ、銃、他いろいろ)はうまく落とし込まれている。操作キャラを変更すれば、ジョーカー以外でもシャドウから仮面を剝ぎ取るアクションが見られたりなども
・街とダンジョンとの出入りでHP・SP全快
・アジトにてベルベットルームやショップ(装備品や基本的な消費アイテムのみ、街の実店舗は除く)を利用可能
・敵を倒すと一定確率でペルソナの仮面化(アクションRPGですし交渉が省略されているのはありがたい)
・ダンジョンの所々に落ちているオブジェ(換金アイテム)や宝箱はダンジョン外と出入りすることで復活する(外との出入りではなく時間経過?または一部宝箱は復活しない可能性?)。宝箱の中身は変わる
・ダンジョンでは出入り口だけでなくチェックポイントでもセーブ可能
・セーブできる場所でならワンボタン(PS4版なら△ボタン)でセーブ画面を開けられる
・戦闘不能者も戦闘終了後にHP1で蘇生される
・戦闘不能でも経験値は入るから、撃破直前とかに無理して蘇生する必要がない
・シナリオ戦闘では雑魚敵が大量に湧くパターンもあり爽快感あり
・スキル選択時は時間が止まるので、敵の弱点を見ながらペルソナチェンジ含めてじっくり選べる
・忘れたスキルはメニューからいつでも無料で思い出せるためスキルカードなどは概ね気兼ねなく使える
・舞台は日本全国各地、たくさんの街並みが見られるのでちょっとした旅行気分をも味わえる


【気になるところ】
・日常で街中を移動するときは道が狭いところで初期設定だとカメラが早くて酔いそう。それに合わせてカメラ速度を下げるとダンジョンでカメラが遅すぎて敵の動きに付いて行きづらい。映像酔いする人はこまめに変更が必要かもしれず面倒くさい
・敵はイベント戦以外はシンボルエンカウントで、一戦ごとの敵の数は少なめ。つまりシナリオ戦闘以外の任意戦闘では爽快感はあまりない
・撃破でペルソナの仮面と化したものはそのまま地面に落ちているため近付いて拾う必要がある。地形や敵の数の問題などで仮面に気付かず拾い忘れることもあり得そう
・帰還時はアジトではなくアジトから一番近い外(例えば屋根裏がアジトのときはルブラン1階といった具合)で、街でのショートカット移動でもアジトは選べない。回復だけが目的で一時帰還した際などはいちいち歩きでアジトへ移動する必要がある
・ダンジョン内で、壁際にある平均台ほどの細い道を通るときにスピードが遅い割に距離が長い
・通気口内の移動距離が長い(現時点で通気口は1つしかないためどれほどのマイナス点かは不確定)
・通気口内では移動しながらの右スティックでカメラ操作ができないから、角を曲がるときにその手前からカメラ操作をしておいて…といった時間短縮ができない(同上、今後のダンジョンでも通気口の数が少ないならそれほど気になる点とはならない)
・ショップで新しい装備を購入したとき、古い装備をその場で売却できるシステムがなくなった(ついでに、P5Rではあった、宝箱入手時にその場で装備変更できるといった仕様もなし)
・不意打ちするときの判定が微妙なことがある(背後から近付いての不意打ちの際はかなり短い距離まで行く必要があるし、カバー時に距離が近くて向きも問題なさそうなのに不意打ち判定が出ないときがある)
・最大SPが低いため心情的に補助スキルがあまり使えない(一応味方全員の最大SPを増やしたり戦闘終了後に自動回復する術はあるが、ポイント消費制の強化システムで、他にも優先してポイントを消費したい項目がある)


【どちらとも言えない】
・ペルソナ5の半年後の世界。出るキャラと出ないキャラに関しては概ねそういうこと
・アドベンチャーパート長め。ペルソナ5未プレイで本作をプレイする人はあまりいないだろうがそういう人にとってはダンジョンに入るまでが長くて辛く感じるかも
・ペルソナ5を思い出しながら懐かしさを楽しめるように工夫されている部分もあるが、ペルソナ5Rが発売されて間もないのでこちらをプレイしている人は懐かしさがあまりないし該当セリフなどは無理やり感を感じる部分も
・ペルソナ合体は健在(※ただし自由度はほとんどなくペルソナの種類もかなり少ない)
・ダンジョンはペルソナ5のパレスのように怪盗らしさが出るような構造。ただ立体迷路的すぎて攻略が面倒くさく、無双系アクション(大量の雑魚敵をザクザク倒す爽快感のある系統)ゲームにあまり合っていない。そしてダンジョン全体が広い・一つのダンジョンに要する時間が長い
・ダンジョン内ではチェックポイントを解放すると出入り口と各所チェックポイントとを自由に行き来できる。これだけなら便利だが、チェックポイントの移動や通常のエリア移動でのロード時間は15秒程度と長め
・倒したシンボルはダンジョンから脱出するまで復活しない(そのまま探索を続ける場合は余計な時間を取られないが、レベル上げしたい場合には長いロード時間が手間)
・戦闘中以外は自由に戦闘参加キャラ(最大4人)の変更が可能、操作キャラは戦闘中でも切り替え可能
・攻撃モーションなど各キャラそれぞれ特徴のある動きをしている。ただし敵のサイズや数のせいでせっかくのモーションが見づらいことも多々
・難易度ハードは連撃がほとんどできず回避が中心になりすぎ、イージーはすぐに撃破できすぎ、バトルをちょうど良く楽しむにはノーマル推奨(欲を言えばノーマルとイージーの間と、ハードとノーマルの間くらいの難易度があればちょうど良かった)
・通常攻撃(PS4版なら□ボタン)の連撃から特殊攻撃(PS4版 △ボタン)に繋げると、コンボルートによってはSP消費なしでスキルが発動する。ただし戦闘難易度に関係なく強敵相手だとそこまで連撃を繋げる暇が全然ない
・控えのキャラにはほとんど経験値が入らないため、使っていないキャラとのレベル格差が生まれる(※こまめに回復に戻ったりせず一気に探索を進めたいタイプの人なら、SPの残っている控えキャラと頻繫に戦闘メンバーを交代をしていると思うので、レベル格差は出ないかもですが)
・コープやコミュニティといったものは存在しない、その代わり任意で発生させられる仲間キャラたちとのイベントなどはある


【簡易まとめ】
ストーリーは続きが気になり、日常会話も面白い。
そしてアクションシステムも良い。なのに戦闘がしんどい。
ダンジョン構造や広さ、エンカウントシステム、敵の数、敵の強さなどが、ストーリー内容やストーリーの展開の仕方、およびアクションシステムに合っていない。
アクションゲームとしての面白さもストーリーの面白さもどちらも重視するあまり、お互いが主張しすぎていてうまく嚙み合っていない感じ。
ペルソナ5がいろんな形で再現されていること、ストーリー内容や日常などを考えると、ペルソナ5が好きな人にとってはつまらない部分より楽しめる部分の方が断然多そう。
ただ、ペルソナ5 ザ・ロイヤルの発売からあまり日が経っていないのがいくつかの意味でややネック。
登場キャラや懐かしさのことなどを考えると、ペルソナ5 ザ・ロイヤルより先に本作が出て欲しかった気もする(もしくは本作の発売が一年後とか)。




松山勝弘(まつやままさひろ)