学校の国語の成績はものすごく悪いのに、ゲームの攻略本なんかはすらすらと読み解いてしまう人がいます。
逆に、クラスの秀才が機械類の取説なんかをまったく読めなかったり。

両者の違いは単純明快で、好き嫌いの問題です。


好きこそ物の上手なれとはよく言ったもので、好き嫌いは学習効率に大きく影響します。

一つ目は原動力。
好きであればそのことを知ろうと意欲的に取り組みますよね。
様々な資料を収集したり本を読み漁ったり情報サイトを見て回ったり。

さらに、黙っていても興味のある情報は目に付くようになります。
例えば総合ニュースサイトで、他にも芸能・エンタメ、健康・美容、スポーツ…などのニュースもごちゃごちゃに載っているのに、ゲームに関連する記事はすぐに見つけられるといった具合。
脳は重要なもの以外はシャットアウトするようにできているので、自身にとって興味のないものはほとんど見えていない。
だから周囲の余計な情報にはほとんど気を取られず、興味のある情報にのみ目がいく。

このように、自ら率先して情報収集したり自然と見聞きしたりで、その物事に関する情報の量には困らなくなります。


そしてもう一つ。
好きという感情系の動きは他の脳番地(思考系、記憶系、etc…)を刺激し、普段使っていない力を使えるようになる。
要するにポテンシャルが目覚めます。
…って、いきなりこんな書き方をするとすごく胡散臭い感じになってしまいますね;;

攻略本の例だと、何をわかっていないか、何が知りたいかを本人がわかっているんです。
だからピンポイントに欲しい情報の元へたどり着けるし、明確に理解できる。

でも自覚してやっているわけではありません。
直感的にそういうことができるようになっている。
ポテンシャルが目覚めている状態であるということです。

ちなみに苦手意識のあるものだと、何をわかっていないかや何が知りたいかをわかっていない。
だからダラッと関係のないページを開いてしまったり、今読んでいることが本当に知りたいことなのか何か関係があるのかもチンプンカンプンになってしまいます。


好きなことだけして生きていければ一番良い。
ですがもちろん、嫌いなことをしなくてはならないこともあるでしょう。
嫌いなものは好きになる努力をしてみたり、もしその嫌いなことが絶対にやらなくてはならないものでなければ、いっそ切り捨ててしまうのも良いのかもしれません。





松山勝弘(まつやままさひろ)