「はい/いいえ」分岐を使えば、
プレイヤーが「はい」を選んだ場合と「いいえ」を選んだ場合とでその後のイベント内容を変更させられます。

イベント編集画面で「はい/いいえ」分岐を作る。
すると「[はい]の場合」「[いいえ]の場合」という項目が出現するので、
それぞれの真下にある「新規イベント追加」をいじります。
これで、プレイヤーが「はい」を選択したなら「[はい]の場合」の真下に作ったイベントが実行され。
プレイヤーが「いいえ」を選択したなら「[いいえ]の場合」の真下に作ったイベントが実行されます。


が、実は「はい」か「いいえ」だけではありません。

「[はい]の場合」と書かれている部分を選択すれば、
文字列の編集画面に入るので、そこで「はい」以外の選択肢を作ることができます。
例えば、「はい」を「右」に、「いいえ」を左に変更すれば。
「コインは右の手と左の手とどっちにある?」といった問いに対する2択の選択肢が作れるというわけです。


「3択分岐」も同様。
イベント編集画面で「3択分岐」を追加すると、
「[1]の場合」「[2]の場合」「[3]の場合」という項目が現れます。

こちらの方がわかりやすいですね。

DSC_0001

これは「[1]の場合」のみを変更した画面です。

「[1]の場合」「[2]の場合」となっている部分を選択すれば、

DSC_0002

選択肢文字列の編集画面に入ります。

あ、先ほどの「はい/いいえ」のところでは書き忘れましたが。
文字列は計8文字まででした。
なので、受け答えの文章そのものを打ち込むことはできません。


例えば、「絶対に諦めるものか!」「もう諦めるしかないのか…。」みたいなセリフですね。
どちらも8文字を越えてしまっています。

こういった場合は、
「諦めない」「諦める」といった、要約した簡素な文字列を選択肢にしないといけないわけです。
実際のセリフは、その下の「新規イベント追加」から「メッセージ」を付け足すしかありません。

ある種のセリフなし主人公を作るにはなかなか厳しい制限でしょうが、
これ以上のことはできないので仕方ないですね;;

DSC_0003

選択肢の文字列を変更した場合の、実際のプレイ画面です。

これは「3択分岐」ですが、
「はい/いいえ」の方も文字列を変更した「2択分岐」を作れるのは先に書いた通り。


ここまで書いたうちの重要な部分のみを要約すると…。
・「3択分岐」はほとんどの場合、選択肢の文字列を変更しないといけない
・「はい/いいえ」の方も文字列を変更すれば、「はい」「いいえ」以外の2択分岐を作れる
・選択肢の文字列は最大8文字まで(故にセリフそのものを選択肢にすることは至難)

の、3点です。





松山勝弘(まつやままさひろ)