スタートダッシュver終了時点で書いた記事はこちら

話の流れや都合上、前回書いたのと被る部分も少し出てきますのでご了承ください。


まずシナリオ。
カルドセプトにしてはなかなかに引き込まれます。
9割地点くらいまでしっかり引き込まれて、あとは急激な尻すぼみ…;;
確かに、もともとカルドセプトの面白さにメインシナリオはあまり関係ありませんが。
せっかくここまで面白かったのに、最後までしっかりしてくれよと思えます。

ボリュームはかなり多め。
その分、マップが大幅に増えています。
メインシナリオクリア時点で35種、既に前作より10は増えているので。

同じくセプター数も多い。
前作はシナリオクリア後も含め21人だったのに対し。
今作はメインシナリオクリア時点で30人います。
そのうち1人だけ、フリーバトルモードでは敵として呼び出せませんが。

まだ今後もう少し増えるとしたら。
マップやAIセプターによる飽きが来るまでどれくらいの時間がかかることか。

カードの種類も約450種と前作よりはるかに多い。
前作からクビになったカードもあるので新規のカードだけでも相当数ですが。
修正・微調整が加えられたカードもあるので、かなり新鮮な気持ちでプレイできます。

ただ、戦闘中Aボタン連打でSTやHPが上がるクリーチャーが各1種ずつあったのだけは残念。
(もっとあるかもしれませんが、約90%コンプした時点では1種ずつしか確認できていません。)
それカードゲームじゃないよと言いたい;;
100を超えると10になるというマイナスもありただ連打が早ければ良いという問題ではなくしているにせよ。
試しに使ってみたところ、慣れれば安定して70前後くらいは出せることがわかったので醒めました。
少なくともぼくは、これらのカードは使いません。

あ、人が使う分には自由なので文句はないですよ。
戦闘では厄介ですが基本HPが低い分、スペル攻撃に弱い点などもあるので。
相手がその能力に奢っていそうなら、反射や無効化、即死で対応することも簡単ですし。
これだけで勝敗が左右されるようなことは決してありません。


(↑画像クリックでAmazonのレビューも確認できます)

スタートダッシュver終了時点での感想ではバランスが大丈夫か恐いいったことを書きましたが。
それは全く問題ありませんでした。
低コストのカードも混ぜないとブックがうまく機能しませんし。
カードの種類が豊富な分、似通ったブックになることもありません。
調整も加わったので「これがすごく強い!絶対に全ブックに入れたい!」と言えるカードもありません。
(それに近い、強いカードはありますが。戦略などブックの内容次第では要らないので。)

今個人的に頭の中で構想しているだけでも何十種かのブックが作れそうです。
そんなに作りませんが笑

「ブリードカード」という自分で育てられるカードも。
付けられない能力やステータスの上限などはありますが。
そこそこ思い通りのクリーチャーに育て上げられました。
強くしすぎるとコストが上がる。
逆に普通の能力だとブリードカードの意味がない、など。
いろいろ考えながら強化していくのはすごく楽しいです。
メインシナリオ完全クリアの時点でブリードカードは4枚入手。
ちなみに、1つのブックには2枚までしか入れられません。


カルドセプトととしてしっかり面白いどころか。
面白さはさらに増していました。


松山勝弘(まつやままさひろ)