ゲイン・ロス効果」とは。

最初からずっと好印象だった場合と悪印象から好印象に変わった場合とを比較すると、後者の方により好い印象を持つことを言います。

評価の高い順は以下の通り。
「悪印象」から「好印象」
「好印象」から「好印象」
「好印象」から「悪印象」
「悪印象」から「悪印象」

最初から最後まで悪印象の方は、好印象から悪印象に変わった場合と比べても低い評価なんですね。


これはあくまでも「同じ相手なら」なので例えたりするのは難しいのですが;;
と言うのが、最初っからずっと好印象のAさんと悪印象から好印象に変わったBさんとを比較して。
Aさんの方により好い印象を持っているなんてことがざらにあるということです。
Aさんに対して最初っから好印象だった場合と比較したとき。
Aさんに元々は悪印象を感じていたが今は好印象だという場合の方がより好い印象を持っている、という効果なので。


現時点でほとんど同じくらいの好印象を感じている2人で比較するのが一番良さそうですね。
んー、ぼくの場合ですが。

ドラクエ5なら、ヘンリーとフローラが同じくらいの好印象ですがややヘンリーが上。
女神転生IV FINALなら、アサヒとトキが同じくらいの好印象ですがややトキの方が上。
ロロナのアトリエなら、ロロナとステルクを比較してステルクが少し上。
ペルソナ4Gなら、クマと完二を比較して完二が少し上。

全て、より高評価な方が「悪印象→好印象」に変わったキャラで、もう片方が「最初から好印象」だったキャラです。
極力わかりやすいように、最初から好印象を持たれやすいキャラと最初は悪印象になりやすそうなキャラの比較になるように例を選出しました。


最初から好印象だった相手と、最初は悪印象だった相手と、仲の良い友人の数はどちらが多いですか?
と聞いた方が良かったかもしれませんね。
ぼくもそうですが、おそらく最初は悪印象だった友人が多いのではありませんか。


ゲイン・ロス効果を使用するときの注意点ですが。
「と言うわけで最初は悪印象を持たれましょう!」ということではありません。
理由は、「最初に悪印象を持たれるとセカンドチャンスが訪れない可能性がある」からです。

あまりにも印象が悪い場合、もう一度その人と会おうと思いますか、話そうと思いますか。ということですね。
絶対に会わなくてはいけない場合を除き、わざわざ会うことも話すこともないでしょう。

初対面で何も、悪印象を与える必要はありません。
普通の印象で良いんです。
「別に好い印象というわけではない」程度で良い。
ゲイン・ロス効果の説明は、区別しやすいように「悪印象」や「好印象」と書かれていますが。
「以前よりも好印象」でも十分に効果を発揮するんです。
そう、「以前より」だけで。

このようにハードルが低いので、案外使えることが多かったりします。
その日しか会えない合コンとかなら、自己紹介だけ手を抜いて徐々にペースを上げていくとかで対応。
他にもいろいろ使い場所があるので、ぜひ試してみてください。


しかし…。
一度飛び込み営業した後に同じところに何度も足を運べる営業マン…。
ゲイン・ロス効果で言うと最強だと思うのですよ笑
(今時、飛び込み営業ってだけで初っ端の心象最悪なことが多いですしね;;)





松山勝弘(まつやままさひろ)