ハロー効果」とは。

それを評価するときにある目立ちやすい情報につられて他の特徴についての評価が歪められる現象を言います。

ちなみに「威光効果」と呼ばれることもあり。


よくあるのは医者や科学者が言っていることを鵜呑みにしてしまうことですね。
「医者だから」「科学者だから」きっと正しいことを言っているだろうと決めつけてしまう。
これが「ハロー効果」です。


ゲームだと。
「あの名作○○を手掛けた△△さんが監修!」
などの文句はよくあります。

○○が面白かったから△△さんが監修するこの新作もきっと面白いであろう、と考えてしまう。
「ハロー効果」です。

ゲーム制作には多くの人員が関わっているのに。
と言うかそもそも△△さんはグラフィック担当の人だったかもしれない。
その情報を入手していなくとも「名作○○を手掛けた」という部分に焦点を当ててしまいがちなのです。

バトルシステムなどの担当の人だったとしても、今作も似たようなシステムを採用するとは限らないですよね。
同じ人でも良いものを作る時も微妙なものが出来上がる時もある。


一度冷静になって情報を収集する余裕があるならおそらく大丈夫ですが、「アンカリング効果」とも関わってきます(詳しくは  で)。

要は一度「面白いであろう」と思ってしまったら次の情報を得ても「面白い前提」で見てしまうということ。
△△さん監修という情報を先に見ていなければ「このシステムは微妙じゃない?」と思いそうなことでも「んーまあこれなら十分面白くなると思う」と思考が誘導されうる。



とまあハロー効果を受ける側からすると落ち着いて判断する必要があるという注意喚起でした。


逆に使うのは簡単です。

例えば「英語が喋れる」と言われると「おお!」「すごいな」となりませんか?
「読書が趣味です」は「頭良さそう」とか。
「ビジネススクール通ってます」と言われると「仕事ができそう」と思われたり。

上記の例以外でも思ったまたは思われた経験はみなさんお持ちですよね。
職業や役職も便利ですが趣味や見た目でも十分に代用できるので。
容姿に気を配ったり趣味の組み合わせ(趣味同士の組み合わせや自身の職業に合った趣味など)を考えてみてください。

特にお互いの深いところまで知る必要のない関係の相手と会うときはハロー効果で着飾っていくのが効果的でしょう。
(長く関わる人が相手の場合はメッキがはがれないようにご注意を…笑)





松山勝弘(まつやままさひろ)