ゲームをしていると表現力が鍛えられます。
いえ、「学べる」と言った方が正しいのかもしれません。



「言語」。
キャラクターたちがしゃべる言葉は多種多様です。
それは語尾やクセだけではありません。
使い分けられている表現の仕方。
メインなのかサブなのかモブなのか。
そのキャラのポジションの違いに伴い、同じことでもまったく違う言い回しで話してくれます。
これにより文章表現力が豊かになります。


もう一つ。
フルボイスまたは所々でキャラの声が聴ける使用になっているソフト。
話の抑揚やリズム、速度、強さ、大きさなど、内容以外のところで状況や感情のわかりやすさが追求されています。
これはアニメなどでも同じですが、どちらかというと「話し相手」よりは「受け手」への伝わりやすさと言った方が正しいでしょう。
つまり、現実のコミュニケーションに役立つというよりは、アニメや映画、もちろんゲームもですが、これらの制作に携わる人がそれを見る人にわかりやすく伝える手法を学ぶ手段になっています。
YouTube動画などを作成・公開している人なら一般の人にも役立つかもしれませんね。

似たような意味合いから考えると、背景やバックミュージック、グラフィック、キャラデザイン、静止画にムービーなど、挙げればまだまだあります。
イベントやインテリアに建築、絵画、製品、何なら企画書やプレゼンにもこれらを活かすことができます。



何であってもそうかもしれませんが、表現力を鍛えるには表現されたものに度々接するのが一番です。
そしてゲームは表現の宝庫なのです。

もちろんゲームばかりでなく。
美術館、展覧会に博物館など芸術の王道や、イベント、コンサート、映像、様々な店の内装&外装に接客や服装など。
本気で表現力を鍛えたいならいろいろと表現の祭典に出向かなければいけないでしょう。
ですが、一番気軽で身近なゲームこそが、多くの人にとって最適なツールなのではないかと。



意識して「鍛える」ではなく、自然と「身に付く」「学べる」といった点では、ゲームが最も良いものであると確信しています。





松山勝弘(まつやままさひろ)